高齢の母が賃貸物件を借りられないのは年金受給者だから

年金受給者は賃貸物件を借りられない 年金生活

80歳代の母を私の住む自宅周辺に呼び寄せて介護をしようと思い、実際に物件を見に行ったのですが、ナント、年金受給者では契約ができないと言われました。予想外でした。

年金収入だけでは賃貸物件を借りられなかった

実際、賃貸物件を内覧して不動産屋と話をするまで、年金受給者は賃貸物件を借りられないということは知りませんでした!

一応、そこの家賃を支払えるだけの年金収入はあるのですが、保証協会の審査に通らないとのこと。個人で賃貸物件をやっている大家さんならその辺はどうなのかわかりませんが、一般的には住むところを探すのは不動産屋だと思いますし、保証協会を通して物件を借りるのは現在は普通なようなので、やはり年金受給者で年金のみの収入の場合は賃貸物件を借りることは難しいと考えた方がいいかもしれません。

私の夫が保証人になれば契約ができるものと思っていましたが、結果は「年金暮らしでは賃貸を借りられない」ことが判明!

もちろん、自治体によって違うかもしれませんし、個人経営のアパートだったり、大家さんがOKを出せば賃貸を借りられるかもしれません。

うちの場合は、騒音に強いマンションが希望でしたので、賃貸物件はネットで探し、候補に挙げたところは2件ほどでした。不動産会社を通し保証会社と部屋の持ち主である大家さんの承諾を受けて契約となりました。

このように不動産会社を通す場合は、母のような年金のみの収入では借りることができないと言えます。賃貸物件でもある程度の希望があるならば簡単には借りられないと思います。

賃貸か持ち家どちらがいいかは老後を考えて

よく賃貸と持ち家どちらがいいかは議論されていますが、高齢になって何らかの理由で住んでいる賃貸を出なければならなくなった時、しかも年金のみの収入しかなかった場合、かなりマズい状況になると思うのですが、その辺まで考えて終の棲家を決めないといけないですね。

賃貸物件なら、日本各地の自治体がやっている公共住宅なら安全でしょう。いわゆる団地です。

しかしながら、団地はいろいろと当番制でやらないといけないことがあり面倒だと話に聞くことがあります。

高齢者むけの団地ではそのような雑務がない分、家賃に反映されて多少高くなっているとの話は聞きます。当然、マンションの管理人のような人が雑務を引き受けないといけないわけですから、数千円でも管理費として徴収されるのはしかたないことですね。

調べてみたところ、当番がない代わりに自治会費が高くなっているそうで、草刈り、ゴミ置き場や廊下、階段の掃除、エレベーターのゴミ掃除、電球取り替え等が全部委託となっているそうです。

年金だけの収入になる前に終の棲家を決めておく

ずっと賃貸に住み、今後も賃貸に住んでいくならば、天国に住処を移すまでそこに住んでいられるのかをよく考えないといけません。

自治体によって公共住宅がありますが、東京都に限っていえば、競争率が激しくなかなか抽選に当たらないのが実情ではないでしょうか。

高齢者にはシニア向け住宅が用意されており、一番いいのはこのような公共住宅で安い家賃負担で生涯住めることだと思います。

やはり、個人的には住宅を買うこと、これに勝ることはないと思いました。

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