先日、62歳の誕生日を迎えたので、「特別支給の老齢厚生年金」を受け取れることになり申請をしました。私の場合は、62歳の誕生日の前日から申請が可能でした。
前回の記事で、特別支給の老齢厚生年金は繰下げやデメリットなし!女性で手続きします を書きましたが、申請をしたので続きを書きます。
ちなみに、男性は昭和36年4月2日以降、女性は昭和41年4月2日以降に生まれた方は特別支給の老齢厚生年金の支給はなく65歳から、老齢厚生年金と老齢基礎年金の支給が始まります。
それ以前が誕生日の方に関しては申請により特別支給の老齢厚生年金を受け取ることができますが、1年以上厚生年金に加入していたことなど条件があります。老齢基礎年金とは、いわゆる国民年金のことで、老齢厚生年金は給料から引かれていた厚生年金の部分になります。
ちなみに、私については【体験談】遠距離介護・同居介護・呼び寄せ介護を経験し介護歴8年 をご覧ください。
年金予想額を知るには?
ねんきん定期便がどこにあるか見当たらなくて困っていましたが、マイナンバーと日本年金機構の「ねんきんネット」を連携すれば、いつでも手軽に年金に関する情報をみることができました。
ただ、私だけでしょうか、マイナポータルとねんきんネットの連携自体がいまいちユーザビリティが良くない気がします。こういったことには疎くない方ですが、何度もループしてしまうので分かりづらいと思います。
具体的には、マイナポータルアプリからログインします。はじめの画面をスクロールしていくと「注目の情報」があるので、「年金記録・見込み額を見る(ねんきんネット)」をクリックして、あとは画面の指示通りに進みます。

マイナンバーカードの暗証番号の入力と、マイナンバーカードの読み取りがあるので、手元にカードを用意しておきましょう。
ここで、ねんきんネットの登録が初めての場合は、マイナポータルとねんきんネットの連携が完了するまで利用できませんのでご注意ください。私は金曜日の夜に登録したので、連携が完了したのは月曜日の10時以降でした。すぐに使いたい時は非常に不便ですね。

特別支給の老齢厚生年金の試算額は?
私の場合は、厚生年金の加入が合計10年ほどで、あとは自営業者の妻なので国民年金です。年金は加入期間と給料の額によって支給額が違いますので、試算額、受け取り予想額はねんきんネットで確認できるので調べてみました。
特別支給の老齢厚生年金は月額で約16,000円ほど支給されるようです。月額3,000円くらいかな?と思っていたので予想より多く、65歳になるまで合計にすると60万円近くもらえるならありがたいです。
そして、65歳からもらえる老齢基礎年金は7万円程度でした。こちらも5万円くらいかな?と思っていたので予想よりは多くて良かったです。
もちろん、ずっと会社勤めをしていたら….と思いますが、いまとなってはどうしようもできない事なので仕方ないです。体が続く限りは働き続けるという方は多いですが、私もこの先は働けるだけ働きたいと思っています。
若い頃は年老いた時のことなど考えないで生きているものですが、老後を見据えて堅実に生活している人もたくさんいるのは事実です。定年まで社会保険料を納めていれば、お給料の額にもよりますが、国民年金と同じくらいの厚生年金が加算されるので、国民年金の倍くらいの支給額にはなるようです。
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